<ナツツバキ>無常の白 京都・東林院で愛でる会

2018-06-15 13:50:29

 平家物語ではかなさの象徴「沙羅双樹(さらそうじゅ)」として登場するナツツバキを観賞する「沙羅の花を愛(め)でる会」が15日、妙心寺の塔頭(たっちゅう)・東林院(京都市右京区)で始まった。庭のコケの上に白い花が落ち、参拝者の目を引いていた。30日まで。

 同院によると、釈迦(しゃか)が亡くなった際に周囲にあったとされる沙羅双樹とは別種。日本では朝に花を咲かせて夜には落ちるナツツバキを見立て、平家物語で「沙羅双樹の花の色 盛者必衰(じょうしゃひっすい)の理(ことわり)をあらはす」とうたわれた。東林院には本堂前庭に十数本があり、西川玄房住職(79)は「花は人生と一緒。命の尊さや無常さを感じてほしい」と話す。

 午前9時半~午後4時。法話と抹茶付きで1人1600円、精進料理付き5950円。問い合わせは東林院(075・463・1334)。【中津川甫】

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