<関西空港>社長「B滑走路、大きな損傷なし」 7日再開へ

<関西空港>社長「B滑走路、大きな損傷なし」 7日再開へ

 4日から全面閉鎖が続く関西国際空港で、国内線の利用が7日から3日ぶりに再開されることになった。

 「B滑走路と第2ターミナルビルに大きな損傷はない。空港機能の提供は可能だ」

 6日午前に記者会見した運営会社「関西エアポート」の山谷佳之社長は、再開を決めた理由をこう語った。

 B滑走路と第2ターミナルは、二つに分かれた関空島のうち北西側の2期島にある。浸水で一部施設が停電したままの1期島と違い、下水の排水施設などを除き大きな被害はなかった。夜通しで復旧作業を進めたという。

 再開の障害になっていたのが、空港連絡橋の通行止めだ。台風で流されたタンカーが衝突し、一般車両は通れなかったが、損傷のない上り線(3車線)を使って往来を認めることが決まった。

 関空から鹿児島県の屋久島への一人旅を計画していた福井県越前市の保育士、柴田計さん(31)は「安全面や被災した時の利用客への情報提供を整えた上で、再開してほしい」と話した。

 一方、利用客らの関空島外への輸送は6日も続いた。関西エアポートによると、一時約8000人が孤立したが、島内のホテルに滞在する客ら以外の輸送は5日深夜に終えた。前日に続き、神戸空港に向かう高速船や対岸の南海泉佐野駅に向かうバスが手配され、バス停には午前8時の出発前に約30人の列ができた。ハワイへの一人旅を計画していた兵庫県川西市の志摩喜邦さん(66)は空港ロビーで2泊した。「雑魚寝は疲れたが、なかなか経験できない2泊3日の『関空ツアー』やった」と冗談交じりに話した。【蒲原明佳、土田暁彦、山口知】

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